
家族に「いびきがうるさい」って言われるんだけど、シレアは7万円もするし開けたら返品できないらしい。本当に買う価値あるの?

フランスベッドのいびき対策まくらだね。18晩、ONとOFFを1晩ごとに切り替えて自分で測ったよ。得したことも、減らなかったことも正直にまとめるね!
いびき対策まくら SILAIR(シレア)を、動作ONとOFFで18晩比べました。
結論として、家族に大きいいびきを指摘されていて、まず枕で試したい人に向いています。
- 「いびきがうるさい」と家族に言われても、寝ている自分には確かめようがない人
- 毎晩のいびきを、数字と録音で確かめながら使いたい人
- いびきの総時間そのものを短くしたい人
- 睡眠時無呼吸症候群の治療を探している人(まず医療機関に相談してください)
18晩の記録でいちばん差が見えたのは、アプリが表示する1時間あたりの大きいいびきの回数です。
ONの晩のほうが少ない組が、9組中8組ありました。
小さいいびきの回数には、はっきりした違いがありませんでした。
一方で、いちばん見たかった「いびきの総時間」は減りませんでした。
- 1時間あたりの大きいいびきの回数は、9組中8組でONの晩のほうが少なかった(小さいいびきは違いがはっきりしない)
- 自分では気づけないいびきを、毎晩の数字と録音で確かめられる(家族と一緒に聞くこともできる)
- ONの晩は9組とも、アプリが記録した睡眠時間が長かった(理由は確かめていない)
弱みも明確です。
- いびきの総時間は減らなかった
- 価格は69,300円と高い
- 開封後は返品できない
シレアの口コミは、2026年10月2日時点で確認できたのが合計2件だけです。
だから本記事は、私の18晩の記録を判断材料として全部公開します。
- 18晩のON/OFF実測でわかったメリット3つと、減らなかったこと(公式と同じ3つの物差しでも比較)
- 家族に言われるいびきを、数字と録音で確かめるときの使い方と注意点
- 69,300円・開封後返品不可・支払いはクレジットカードのみという購入条件と、買う場所の選び方
※本記事は、シレアの販売元から商品の提供を受けて執筆しています。
※評価の内容について指示は受けていません。
※測定はシレア本体のセンサーと専用アプリによるものです。
※第三者の測定機器は使用していません。
※普段お使いの枕との比較ではなく、シレアの「動作ON」と「動作OFF」を比べた記録です。
※筆者は医師から睡眠時無呼吸症候群と診断されています(測り方の章に条件を書きました)。
※記録は私1人・18晩のもので、数字はすべてアプリが記録・推定した値です。
※効果を証明するものではありません。
18晩ON/OFFで測った結果|大きいいびきの回数は9組中8組でONが少なく、総時間は減らなかった

18晩でわかったこと3つ|得したことと、減らなかったこと
まず、18晩の記録からわかったことを3つにまとめます。
測り方と日ごとのデータは、後半の章で全部公開します。
- アプリが表示する1時間あたりの大きいいびきの回数は、9組中8組でONの晩のほうが少なかった(小さいいびきは違いがはっきりしない)
- 測る前に主指標と決めた「いびきの総時間」は、ONの晩のほうが長く、減らなかった
- ONの晩は9組とも睡眠時間が長く、総時間の比較にはその影響が混ざっている可能性がある
結果の一覧|減らなかった主指標も、ONが少なかった指標と同じ表に並べた
いい数字だけを抜き出さないよう、主指標と副指標を1つの表にまとめました。
ONの晩は9組すべてで睡眠時間が長かったため、総時間より先に1時間あたりの回数を見ます。
1時間あたりの回数(いびき頻度)は、測る前の仮説で「少なくなる」と決めていた物差しです。
測る前に主指標と決めたいびき総時間も、同じ表に並べました。
この表は18晩すべての平均で、飲酒なしの晩どうしの比較は後の章に載せています。
| 指標 | ON(9晩) | OFF(9晩) | ONが少なかった組 |
|---|---|---|---|
| 大きいいびき(回/h) | 146.9 | 196.7 | 9組中8組 |
| 小さいいびき(回/h) | 418.0 | 407.1 | 9組中4組(同じ1組) |
| 合計(回/h) | 564.9 | 603.8 | 9組中8組 |
| いびき総時間(分)【主指標】 | 336.7 | 311.4 | 9組中3組 |
| (参考)睡眠時間(分) | 455.9 | 379.1 | ONが長い組:9組中9組 |
大きいいびきの回数は、平均でも組ごとでもONのほうが少なくなりました。
小さいいびきの回数は、18晩の平均ではONのほうがやや多く、向きがそろっていません。
大きいいびきの割合などの参考の数字は、後の章の表に回しました。
いびき総時間は、ONのほうが長いという結果でした。

メリット①1時間あたりの大きいいびきの回数がONの晩に少なかった|9組中8組、小さいいびきは違いがはっきりしない
家族の眠りをさまたげやすいのは、小さないびきより大きいいびきのほうでしょう。
アプリは、いびきを「大」と「小」に分け、1時間あたりの回数も表示します。
大きいいびきの回数は、18晩の平均でON 146.9回、OFF 196.7回でした。
組ごとに見ると、9組中8組でONの晩のほうが少なくなっています。
例外は9月26日(ON)と25日(OFF)の組だけです。
差(OFF−ON)の中央は30回でした。
飲酒なしの6組に限っても、ONのほうが少ない組は6組中5組です。
一方、小さいいびきの回数は、平均でON 418.0回、OFF 407.1回でした。
ONのほうが少ない組は9組中4組、同じ回数の組が1組で、はっきりした違いはありません。
シレアは、いびきを検知すると枕の中の袋をふくらませ、頭の向きを変える仕組みです。
大きいいびきの回数にだけ差が見えたことは、この仕組みの説明と話の筋は合います。
ただし、仕組みのおかげかどうかは確かめていません。
また「1時間あたり」の分母が睡眠時間か、記録した時間全体かは、アプリの表示からは分かりませんでした。
私の記録に限れば、ONの晩のほうが少ない組が9組中8組だった、というところまでです。
1人・18晩・アプリの推定値による記録なので、効果を約束するものではありません。
※参考:いびきの時間に占める大きいいびきの割合は、ON 26.1%、OFF 32.4%でした。
※OFFのほうが高い組は9組中7組です。
メリット②自分では気づけないいびきを確かめられる|録音は思っていたより小さかった
いびきは、寝ている本人にはいちばん気づきにくい音です。
シレアのアプリには、毎晩の記録が残ります。
- 睡眠時間
- いびきの時間(大・小)
- 1時間あたりの回数
- 寝始めた時刻 など
動作をOFFにした晩も、記録はきちんと取れていました。
いびきの録音も残るので、自分の耳で聞き直せます。
実際に聞いてみた私の感想は、「思っていたより小さかった」です。
家族に言われる前に、自分のいびきを自分で知っておけます。
録音を家族と一緒に聞けば、どのくらいの音なのかを同じ耳で確かめられます。

いびきの変化に気づいたら、主治医に相談するときの材料にもなります。
ただしアプリが記録するのは、いびきの時間と音の大小です。
病気の有無を調べるものではない点は、覚えておいてください。
寝室の音を録音するので、同じ部屋で寝る家族にはひと言断っておきましょう。
メリット③ONの晩は睡眠時間が長かった|9組すべてで長いが、理由は確かめていない
アプリが記録した睡眠時間は、9組すべてでONの晩のほうが長くなりました。
18晩の平均では、ONが455.9分、OFFが379.1分で、約77分の差です。
ただし、シレアのおかげで長く眠れた、とは言えません。
寝る時刻の違いなど、ほかの理由を切り分けていないためです。
実際、寝始めた時刻は、9組中6組でOFFの晩のほうが遅くなっていました。
平均では、ONが22時26分ごろ、OFFが22時48分ごろです。
飲酒なしの晩だけなら、寝始めの平均はON 22時26分ごろ、OFF 22時28分ごろでほぼ同じです。
それでも睡眠時間はONが約86分長く、寝始めの時刻だけでは説明できません。
減らなかったこと|主指標のいびき総時間は、ONの晩のほうが長かった
測る前にいちばん大事だと決めたのは、いびきの総時間です。
飲酒なしの晩の平均は、ONが339.7分、OFFが293.2分でした。
ONのほうが46.5分長く、仮説とは逆の結果です。
18晩すべての平均でも、ON 336.7分、OFF 311.4分でした。
組ごとでも、ONが少なかったのは9組中3組だけです。
つまり主指標では、ONの晩にいびきの総時間が減ったとは言えません。
読み方の注意もあります。
いびきの総時間は、眠っている時間が長いほど増えやすい数字です。
ONの晩は睡眠時間が長かったので、その影響が混ざっている可能性があります。
参考に、いびきの時間を睡眠時間で割った割合も計算しました。
18晩すべてではON 74.2%、OFF 81.9%で、ONが低かったのは9組中6組です。
ただしこれは測る前に決めた比べ方ではないので、参考として読んでください。
公式と同じ3つの物差しで18晩をまとめた|頻度は公式と同じ向き、総時間と総回数は逆だった
シレアの公式ページは、「一般的な枕」と比べた試験の結果を3つの物差しで載せています。
- いびき総時間は69.8分から37.8分(45%DOWN)
- いびき総回数は485回から243回(50%DOWN)
- いびき頻度は9.8回/分から7.6回/分(22%DOWN)
注記は「2025年6月被験者30名にて実施」です。
どれも2026年10月2日に、公式ページの本文で確かめました。
出典:いびき対策まくら SILAIR(シレア)公式ページ(2026年10月2日確認)
同じ3つの物差しで、私の18晩をOFFの晩→ONの晩の順にまとめました。
| 物差し | 公式の表示(一般的な枕→シレア) | 私の18晩(OFF 9晩→ON 9晩) | ONが少なかった組 |
|---|---|---|---|
| いびき総時間 | 69.8分→37.8分(45%DOWN) | 311.4分→336.7分(+8%) | 9組中3組 |
| いびき総回数 | 485回→243回(50%DOWN) | 約3,819回→約4,285回(+12%)※推計 | 9組中3組 |
| いびき頻度 | 9.8回/分→7.6回/分(22%DOWN) | 10.1回/分→9.4回/分(−6%) | 9組中8組 |
条件はまったく違います。
公式は「一般的な枕」との比較で、被験者は30名、測った時間帯や機器の詳細は書かれていません。
私の記録は、同じシレアのONとOFFを比べた1人・18晩の記録で、数字はアプリの推定値です。
そのため、数字を並べて、どちらが正しいとは言えません。
総回数は、アプリの1時間あたりの回数に睡眠時間をかけた推計です。
アプリの「1時間あたり」の分母が分からないため、実際の回数とずれている可能性があります。
頻度は、アプリの1時間あたりの回数を60で割り、公式と同じ「回/分」にそろえました。
いちばん近い物差しは頻度で、ここは公式と同じく、ONの晩のほうが少ない向きでした。
下がり方は約6%で、公式の22%より小さい値です。
総時間と総回数は、ONの晩のほうが多くなりました。
ONの晩は睡眠時間が長かったので、時間や回数の合計は増えやすい条件でした。
※飲酒なしの晩(6晩ずつ)だけで見ると、総時間+16%、総回数+15%、頻度−6%でした。
数字と録音を見て気づいたこと|鼻の通りをよくする工夫が大事だと感じた
14晩を終えた時点の記録と録音を見て、私が生活の中で大事だと感じたのは鼻の通りです。
9月21日の夜から28日まで8晩続けて軽い鼻づまりがあり、30日の夜にもありました。
鼻づまりのあった9晩は、大きいいびきの割合(対いびき時間)が平均30.1%でした。
鼻づまりのなかった9晩は、平均28.4%です。
14晩の時点(32.7%と27.2%)より、差は小さくなりました。
ただし、この比べ方は測る前に決めたものではありません。
飲酒の晩や日付、ONとOFFの数も混ざっているので、鼻づまりが原因とは言えません。
それでも「鼻の通りをよくする工夫が大事」というのが、数字と録音を見た私の実感です。
この記録でわかること・わからないこと|測定はアプリのみ・被験者は私1人
先に、この記録の限界を正直に書いておきます。
測定はシレア本体のセンサーと専用アプリだけで行い、第三者の機器は使っていません。
アプリは枕本体のセンサーを使うため、普段の枕との比較はそもそもできません。
比べたのは、同じシレアの上での「動作ON」と「動作OFF」です。
主な比較は、お酒を飲まなかった晩どうしのON 6晩とOFF 6晩です。
6晩ずつの記録なので、効果を証明するものではありません。
被験者は睡眠時無呼吸症候群と診断されている私1人で、誰にでも当てはまる結果ではありません。
数字はすべて、シレアのアプリが記録・推定した値です。
アプリは、睡眠時間の約56〜89%をいびきとして記録しました。
検知感度を「高」にしたので、小さな音まで拾っている可能性があります。
シレアが向く人・向かない人|家族に指摘された大きいいびきを、数字と録音で確かめたい人向き
- 家族にいびきを指摘され、自分のいびきを数字と録音で確かめたい人
- 家族を起こしやすい大きいいびきが気になり、毎晩の変化を記録で追いたい人
- 録音を家族と一緒に聞いて、いびきのことを話し合いたい人
- 購入前にショールーム(全国24拠点)で実物を試せる人
- いびきの長さ(総時間)そのものを減らしたい人(私の記録では減らなかった)
- 睡眠時無呼吸症候群の治療を探している人(医療機関へ相談を)
- 開封後に返品できない条件(返金保証なし)が不安な人
- 枕元にコンセントを用意できない人・完全ワイヤレスを求める人
- ペースメーカーなど体内植込み型の医用電気機器を使っている人(使用不可)
公式は、閉塞性睡眠時無呼吸症候群の人に、使う前に専門医へ相談するよう求めています。
高さや形状で首に合わせる枕を探す人には、リムネ枕の口コミレビューが参考になります。
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シレアの口コミは2件だけ|★4.0と★2.0の中身を両方読んだ【2026年10月実測】
シレアの口コミは、2026年10月2日時点で合計2件を確認できました。
内訳はフランスベッドショッププラスに★4.0が1件、Amazonに★2.0が1件です。
楽天市場とYahoo!ショッピングには、本体の出品自体を確認できませんでした。
| 口コミ件数 | 合計2件 (フランスベッドショッププラス1件・Amazon1件) |
| 評価 | (フランスベッドショッププラス・1件) (Amazon・1件) |
| 楽天・Yahoo! | 本体の出品を確認できず |
| 販売元 | フランスベッド株式会社 |
| 価格(税込) | 69,300円・送料無料(公式ECの価格) |
件数が少ないぶん、2件とも中身まで読み込んで検証します。
記事前半の18晩の記録と合わせて、判断材料にしてください。
★4.0の口コミ|動作の確実さとアプリの可視化を評価する声(フランスベッドショッププラス)
唯一の★4.0は、公式通販「フランスベッドショッププラス」への投稿です。
前モデルから買い替えたユーザーによる、使い込んだうえでの評価です。

【総合評価4点】「音を感知して確実にエアバックが膨張していびきを低減してくれます。(中略)家族からも本品使用でいびきが減ったと好評です。」(一部抜粋)
出典:フランスベッドショッププラス「いびき対策まくら シレア」レビュー
一方で同じレビューは、不満も明確に書いています。
前モデルはアプリの更新終了で本体操作ができなくなり、本品へ買い替えたそうです。
アプリの更新がいつまで続くか不明な点を理由に、★を1つ減らしたと明記されています。
アプリが前提の商品にとって、更新の継続は本体の寿命そのものです。
この指摘は、購入を考える人が知っておくべき情報だと判断して掲載しました。
★2.0の口コミ|価格に見合う実感が持てないという声(Amazon)
もう1件は、Amazonに投稿された★2.0の低評価です。
規約上レビュー本文は転載できないため、内容の傾向を筆者の言葉で要約します。

【総合評価2点】価格に見合う変化をまだ実感できているか分からない、という趣旨です。紙の説明書だけでは使い方が分かりづらい、との指摘もあります。(レビュー傾向の要約)
参考:Amazon「いびき対策まくら シレア」のレビュー傾向
使い方が分かりづらいという指摘には、思い当たる構造があります。
シレアは設定のすべてを専用アプリで行うため、紙の説明書だけでは完結しません。
初期設定と接続の実際のようすは、本文の「合わなかった点」の章で詳しく書きます。
口コミ2件は判断材料として少なすぎる|だから18晩自分で測った
正直にいうと、2件という母数では評価の傾向は語れません。
★4.0も★2.0も、どちらも参考程度に見るのが誠実な読み方です。
発売から日が浅く、口コミが集まるのはこれからの商品だといえます。
そこで本記事では、口コミの代わりになる一次データを自分で作りました。
その測り方と18晩の全記録を、次の章から公開します。
測り方|同じシレアでONとOFFを1晩ごとに入れかえ、18晩・9組で比べた
測った人の条件|睡眠時無呼吸症候群と診断されている筆者が、治療を使わずに測った
測ったのは私1人です。
私は医師から、睡眠時無呼吸症候群と診断されています。
測定の18晩は、CPAPやマウスピースなどの治療は使っていません。
これは数字の読み方に関わる条件として書いたもので、治療を使わないことをすすめるものではありません。
- シレアは医療機器ではなく、睡眠時無呼吸症候群の治療の代わりにはなりません
- 診断・治療中の方は、自己判断で治療をやめず、主治医に相談してください
- アプリの記録は、いびきの時間と音の大小です(無呼吸を測るものではありません)
なぜ「普段の枕との比較」ができないのか|アプリが枕本体のセンサーを使うため
アプリはシレア本体のセンサーで記録する仕組みです。
シレアを使っていない夜は、そもそもデータが取れません。
だから「普段の枕 vs シレア」ではなく、「動作OFF vs 動作ON」で比べました。
18晩の日程|2026年9月14日から1晩ごとにONとOFFを交互に
測定は、2026年9月14日から10月1日までの18晩です。
最初は9月27日までの14晩の予定でした。
測定の途中の9月21日に、10月1日まで4晩延ばすと決めました。
4晩にしたのは、ONとOFFを9晩ずつにそろえるためです。
動作は1晩ごとに入れかえ、初日の9月14日はONから始める順番にしました。
内訳はON 9晩・OFF 9晩で、この順番は最後まで変えていません。
| 区分 | 晩数 | 日付(夜) |
|---|---|---|
| ON・飲酒なし | 6晩 | 9/14(月)・9/16(水)・9/24(木)・9/26(土)・9/28(月)・9/30(水) |
| OFF・飲酒なし | 6晩 | 9/15(火)・9/17(木)・9/25(金)・9/27(日)・9/29(火)・10/1(木) |
| ON・飲酒あり | 3晩 | 9/18(金)・9/20(日)・9/22(火) |
| OFF・飲酒あり | 3晩 | 9/19(土)・9/21(月)・9/23(水) |
| 参考:試運転(集計の外) | 1晩 | 9/13(日)・ON・飲酒あり |
慣らしの晩は設けていません。
開始前日の9月13日に試運転を1晩行い、アプリの記録が取れることを確かめたためです。
1晩ごとに交互なら、慣れによる変化はONとOFFの両方に同じように乗ります。
この試運転の晩は、集計に入れないと先に決めました。
なぜ1晩ごとに入れかえたのか|曜日や体調の偏りを打ち消すため
ONとOFFを1晩ごとに入れかえると、どちらにも平日と休日が同じように入ります。
金・土・日の夜は、ONとOFFに3晩ずつ入る並びです。
天候や疲れのような日ごとの偶然も、片方の条件にだけ偏りにくくなります。
お酒を飲む晩は途中で変えた|予定の金・土4晩から、実際は9月18日〜23日の6晩に
飲酒は、いびきの記録を左右しやすい生活条件です。
最初の予定は、金曜と土曜の夜の4晩で、ONとOFFに2晩ずつでした。
測定の途中で、この予定を2回変えています。
9月20日(日)は、予定になかった350mlを当日に決めて飲みました。
9月21日には、21〜23日は飲み、24日以降は飲まない形に組み直しました。
実際に飲んだのは9月18日〜23日の6晩で、ONとOFFに3晩ずつです。
量はビール1000ml程度で、9月20日だけ350mlでした。
どの晩も、飲み終えたのは20時までです。
予定を変えたのはどれもその晩を測る前で、ONとOFFの順番は変えていません。
その結果、14晩の範囲では、主な比較の「飲酒なし」が予定の5晩ずつから4晩ずつに減りました。
延長した4晩はすべて飲酒なしなので、18晩では6晩ずつです。
仮説と判定の方法も先に決めた|結果を見てから比べ方を変えない
仮説は「動作ONの晩は、OFFの晩よりいびきが少ない」です。
シレアは、いびきを検知するとエアバッグをふくらませ、頭の向きを変える仕組みだからです。
- 主な比較:お酒を飲まなかった晩どうしで、いびき総時間のONとOFFの平均を比べる(延長後の実際は6晩ずつ)
- 補助の比較:全晩(ON 9晩・OFF 9晩)の平均も出す
- 組ごとの比較:飲酒の有無がそろうONとOFFを組に分け(最初に決めた7組+延長分の2組)、ONが少なかった組を数える
- 副指標:いびき頻度(回/h)と、大きいいびきの割合でも同じように比べる
- 飲酒の影響:同じ動作どうしで、飲んだ晩と飲まなかった晩を比べる
結果を見てから、比べ方を変えることはしません。
仮説に合わない晩が出ても外さず、理由を後から作ることもしません。
18晩ずっと固定した条件|高さ・感度・環境は途中で変えない
| 枕の高さ設定 | 低(アプリの3段階のうち) |
| いびき検知感度 | 高 |
| 治療機器 | 使用なし(CPAP・マウスピースなど) |
| 寝る部屋 | 10畳の寝室(洋室) |
| スマホの置き場所 | 枕元(距離:約50cm) |
| アプリの記録設定 | 既定のまま(変更なし) |
18晩の記録を全部公開|減らなかった数字も、お酒を飲んだ晩も外さずに載せた
平均だけを見せる記事にはしません。
ONとOFFの平均、組ごとの比較、飲酒の比較、日ごとの数字をすべて載せます。
数字に付く前提は、この章の最後に注記としてまとめます。
ONとOFFの平均と差|1時間あたりの大きいいびきはONが少なく、総時間はONが長かった
いちばん大事な比較は、お酒を飲まなかった晩どうしのON 6晩とOFF 6晩です。
飲んだ6晩は外したのではなく、18晩すべての比較と、このあとの表で扱っています。
1時間あたりの回数を大・小に分け、いびき総時間と睡眠時間の平均も並べました。
| 指標 | ON(6晩) | OFF(6晩) | 差(ON−OFF) |
|---|---|---|---|
| 大きいいびき(回/h) | 144.7 | 205.7 | −61.0 |
| 小さいいびき(回/h) | 431.2 | 408.0 | +23.2 |
| 合計(回/h) | 575.8 | 613.7 | −37.8 |
| いびき総時間(分) | 339.7 | 293.2 | +46.5 |
| 睡眠時間(分) | 450.8 | 365.0 | +85.8 |
18晩すべて(ON 9晩・OFF 9晩)の平均と差は次のとおりです。
| 指標 | ON(9晩) | OFF(9晩) | 差(ON−OFF) |
|---|---|---|---|
| 大きいいびき(回/h) | 146.9 | 196.7 | −49.8 |
| 小さいいびき(回/h) | 418.0 | 407.1 | +10.9 |
| 合計(回/h) | 564.9 | 603.8 | −38.9 |
| いびき総時間(分) | 336.7 | 311.4 | +25.2 |
| 睡眠時間(分) | 455.9 | 379.1 | +76.8 |
9組の比較|飲酒の有無がそろうONとOFFを1組ずつ並べた
平均は、1晩だけ大きく外れた数字に引っぱられます。
そこで、飲酒の有無がそろうONとOFFを9組に分け、1組ずつ比べます。
組み合わせは、測る前に決めたものです。
延長分の2組も、延長した晩を測る前に決めました。
9月24日(ON)と27日(OFF)の組だけは、隣り合う晩ではありません。
飲酒の予定を変えたあとも、9組とも飲酒の有無はそろっています。
| 組 | 夜(ON/OFF) | 大きいいびき(回/h) | 小さいいびき(回/h) |
|---|---|---|---|
| 1 | 9/14/9/15 | 156/213 | 385/426 |
| 2 | 9/16/9/17 | 137/155 | 394/420 |
| 3 | 9/18/9/19(飲酒) | 115/145 | 427/427 |
| 4 | 9/20/9/21(飲酒) | 146/189 | 372/351 |
| 5 | 9/22/9/23(飲酒) | 193/202 | 376/438 |
| 6 | 9/24/9/27 | 128/302 | 431/363 |
| 7 | 9/26/9/25 | 198/183 | 428/468 |
| 8 | 9/28/9/29 | 106/226 | 490/380 |
| 9 | 9/30/10/1 | 143/155 | 459/391 |
| ONが少なかった組 | — | 8組 | 4組(同じ1組) |
いびき総時間と睡眠時間も、同じ9組で並べます。
| 組 | 夜(ON/OFF) | いびき総時間(分) | 睡眠時間(分) |
|---|---|---|---|
| 1 | 9/14/9/15 | 398/338 | 493/443 |
| 2 | 9/16/9/17 | 294/267 | 475/325 |
| 3 | 9/18/9/19(飲酒) | 380/327 | 442/408 |
| 4 | 9/20/9/21(飲酒) | 283/359 | 509/409 |
| 5 | 9/22/9/23(飲酒) | 329/358 | 447/405 |
| 6 | 9/24/9/27 | 318/352 | 401/395 |
| 7 | 9/26/9/25 | 391/305 | 483/342 |
| 8 | 9/28/9/29 | 314/209 | 435/330 |
| 9 | 9/30/10/1 | 323/288 | 418/355 |
| ONが少なかった組 | — | 3組 | ONが長い組:9組 |
1時間あたりの大きいいびきの回数でONのほうが少なかった組は、9組中8組でした。
小さいいびきは9組中4組(同じ回数が1組)で、向きがそろいません。
大・小を合わせた回数は9組中8組、いびき総時間は9組中3組です。
延長した2組(9/28〜10/1)も、大きいいびきの回数は2組ともONのほうが少なくなりました。
※参考に、隣り合う晩どうし(9/24と25、9/26と27)で組んだ場合も計算しました。
※その場合、ONが少ない組は、大きいいびきの回数が9組、いびき総時間が2組です。
お酒を飲んだ夜は、シレアでもいびきが増えるのか|3晩ずつでは、はっきりした傾向は出なかった
晩酌をする人にとって、いちばん気になるのはここだと思います。
比べ方は、同じ動作どうしで「飲んだ晩」と「飲まなかった晩」を並べる形です。
ONは飲んだ3晩と飲まなかった6晩、OFFも3晩と6晩の比較になります。
飲んだ晩は3晩ずつしかないため、傾向を見る参考として読んでください。
| 指標・動作 | 飲酒あり(3晩)平均 | 飲酒なし(6晩)平均 | 差(あり−なし) |
|---|---|---|---|
| いびき総時間・ON | 330.7 | 339.7 | −9.0分 |
| いびき総時間・OFF | 348.0 | 293.2 | +54.8分 |
| 大きいいびきの回数・ON | 151.3 | 144.7 | +6.7回/h |
| 大きいいびきの回数・OFF | 178.7 | 205.7 | −27.0回/h |
ONでは、飲んだ晩のほうが総時間が9.0分短くなりました。
OFFでは逆に、飲んだ晩のほうが54.8分長くなっています。
大きいいびきの回数も、ONは飲んだ晩が6.7回多く、OFFは27.0回少なくなりました。
向きがそろっていないので、飲酒の影響ははっきり読み取れません。
飲んだ6晩のうち後半の3晩は鼻づまりも重なり、9月20日だけは量も350mlでした。
そのため、9月20日(ON・350ml)と21日(OFF・1000ml程度)の組は、量も違う組です。
9月13日(ON・ビール1000ml程度)の試運転は、参考として全データの表に載せました。
(参考)大きいいびきの割合|分母を3通りにして並べた
アプリは、いびきを「大」と「小」に分けて記録します。
総時間が変わらなくても、大きいいびきの割合だけが変わることがありえます。
割合は分母で意味が変わるため、3通りで出します(前に出す比較ではなく参考です)。
| 割合(計算) | ON(飲酒なし6晩) | OFF(飲酒なし6晩) | 差(ON−OFF) |
|---|---|---|---|
| いびき時間に占める割合(大きいいびきの時間÷総時間) | 25.2% | 33.3% | −8.1ポイント |
| アプリ表示の割合(大きいいびきの時間÷睡眠時間) | 19.0% | 26.8% | −7.8ポイント |
| 頻度に占める割合(大きいいびきの回数÷合計) | 25.1% | 33.2% | −8.1ポイント |
18晩すべてでも、いびき時間に占める割合はON 26.1%・OFF 32.4%でした。
アプリ表示の割合は、ON 19.2%・OFF 26.7%です。
本文で割合を書くときは、どの分母かを必ず添えています。
18晩の全データ(18行+試運転1行)|折りたたまずすべて公開
折りたたまずに18晩すべて載せます。
開始前日の試運転(9月13日)も、集計の外の参考として最後の行に載せました。
予定と違った晩は、特記欄に実際の条件を書き添えました。
動作の列は、枕本体の記録(ログ)で確かめた値です。
朝に撮ったアプリの画面では、動作の表示が実際と違う晩が、記録に残っているだけで7晩ありました。
画面の表示は撮った時点の設定とみられるため、集計には本体の記録を使いました。
本体の記録では、ONの9晩はエアバッグの動作が1晩40〜71回あり、OFFの9晩は0回でした。

まず、アプリが表示する1時間あたりの回数です。
| 夜・動作 | 大きいいびき(回/h) | 小さいいびき(回/h) | 合計(回/h) |
|---|---|---|---|
| 9/14(月)・ON | 156 | 385 | 541 |
| 9/15(火)・OFF | 213 | 426 | 639 |
| 9/16(水)・ON | 137 | 394 | 531 |
| 9/17(木)・OFF | 155 | 420 | 575 |
| 9/18(金)・ON | 115 | 427 | 542 |
| 9/19(土)・OFF | 145 | 427 | 572 |
| 9/20(日)・ON | 146 | 372 | 518 |
| 9/21(月)・OFF | 189 | 351 | 540 |
| 9/22(火)・ON | 193 | 376 | 569 |
| 9/23(水)・OFF | 202 | 438 | 640 |
| 9/24(木)・ON | 128 | 431 | 559 |
| 9/25(金)・OFF | 183 | 468 | 651 |
| 9/26(土)・ON | 198 | 428 | 626 |
| 9/27(日)・OFF | 302 | 363 | 665 |
| 9/28(月)・ON | 106 | 490 | 596 |
| 9/29(火)・OFF | 226 | 380 | 606 |
| 9/30(水)・ON | 143 | 459 | 602 |
| 10/1(木)・OFF | 155 | 391 | 546 |
| 9/13(日)・ON(試運転) | 152 | 430 | 582 |
次に、睡眠時間といびきの時間です。
| 夜・動作 | 睡眠時間(分) | いびき総時間(分) | うち大きいいびき(分) |
|---|---|---|---|
| 9/14(月)・ON | 493 | 398 | 115 |
| 9/15(火)・OFF | 443 | 338 | 113 |
| 9/16(水)・ON | 475 | 294 | 76 |
| 9/17(木)・OFF | 325 | 267 | 72 |
| 9/18(金)・ON | 442 | 380 | 81 |
| 9/19(土)・OFF | 408 | 327 | 83 |
| 9/20(日)・ON | 509 | 283 | 80 |
| 9/21(月)・OFF | 409 | 359 | 126 |
| 9/22(火)・ON | 447 | 329 | 112 |
| 9/23(水)・OFF | 405 | 358 | 113 |
| 9/24(木)・ON | 401 | 318 | 73 |
| 9/25(金)・OFF | 342 | 305 | 86 |
| 9/26(土)・ON | 483 | 391 | 124 |
| 9/27(日)・OFF | 395 | 352 | 160 |
| 9/28(月)・ON | 435 | 314 | 56 |
| 9/29(火)・OFF | 330 | 209 | 78 |
| 9/30(水)・ON | 418 | 323 | 77 |
| 10/1(木)・OFF | 355 | 288 | 82 |
| 9/13(日)・ON(試運転) | 460 | 373 | 98 |
最後に、飲酒と、予定と違った点などの特記です。
| 夜・動作 | 飲酒 | 特記 |
|---|---|---|
| 9/14(月)・ON | なし | — |
| 9/15(火)・OFF | なし | 画面の表示はON(本体はOFF) |
| 9/16(水)・ON | なし | — |
| 9/17(木)・OFF | なし | 睡眠が短い晩/画面の表示はON(本体はOFF) |
| 9/18(金)・ON | あり(ビール1000ml程度) | 画面の表示はOFF(本体はON) |
| 9/19(土)・OFF | あり(1000ml程度) | — |
| 9/20(日)・ON | あり(350ml) | 予定は飲酒なし。当日に350mlへ変更 |
| 9/21(月)・OFF | あり(1000ml程度) | 鼻づまり若干/画面の表示はON(本体はOFF) |
| 9/22(火)・ON | あり(1000ml程度) | 鼻づまり多少 |
| 9/23(水)・OFF | あり(1000ml程度) | 鼻づまり若干/画面の表示はON(本体はOFF) |
| 9/24(木)・ON | なし | 鼻づまり若干 |
| 9/25(金)・OFF | なし | 鼻づまり若干/予定は飲酒ありから変更 |
| 9/26(土)・ON | なし | 鼻づまり若干/予定は飲酒ありから変更 |
| 9/27(日)・OFF | なし | 鼻づまり若干/画面の表示はON(本体はOFF) |
| 9/28(月)・ON | なし | 鼻づまり若干/画面の表示はOFF(本体はON) |
| 9/29(火)・OFF | なし | — |
| 9/30(水)・ON | なし | 鼻づまり若干 |
| 10/1(木)・OFF | なし | — |
| 9/13(日)・ON(試運転) | あり(1000ml程度) | 試運転・集計の外(アプリの記録の確認用) |
ONでも総時間が減らなかった組|6組とも、ONの晩のほうが長く眠っていた
いびき総時間でONのほうが長かったのは、組1・2・3・7・8・9の6組です。
この6組は、どれもONの晩のほうが睡眠時間が長くなっていました。
差がいちばん大きいのは組2で、ONの晩が150分長く眠っています。
逆に、18晩でいちばん大きいいびきが多かったのは、OFFの9月27日です。
大きいいびきは160分で、いびき時間に占める割合は45.5%でした。
仮説に合わない晩も外さず、すべて集計に入れています。
起床時のメモ(首の状態・口の渇き)|首の痛みは記録した晩すべてでなし
起床時の首の状態(3段階)と口の渇き(有無)も、毎朝記録しました。
9月14日と15日の朝は、この2つが未記入です。
首の痛みは、記録した16晩すべてで「なし」でした。
口の渇きは、9月21日以降の11晩のうち7晩で「若干あり」でした。
鼻づまりが続いた時期と重なりますが、関係は確かめていません。
体調は、18晩とも本人の記録で「良い」でした。
寝室の室温は24〜27℃、湿度は60〜75%でした(9月14日の湿度は未記入)。
- 被験者は私1人で、個人差があります。
- ON 9晩・OFF 9晩(主な比較は飲酒なしの6晩ずつ)の記録で、効果の証明ではありません。
- 「1時間あたり」の回数はアプリの表示値で、分母が睡眠時間か記録した時間全体かは分かりません。
- 比べ方と判定の方法は、測定を始める前に決めました(延長分の2組は延長した晩の前に決定)。
- 9月13日の試運転の晩は、集計に入れていません。
- その晩の動作は、アプリの画面表示ではなく枕本体の記録で確かめました。
- 筆者は睡眠時無呼吸症候群と診断されており、測定中はCPAPなどの治療を使っていません。
- シレアは医療機器ではなく、睡眠時無呼吸症候群の治療の代わりにはなりません。
- 診断・治療中の方は、自己判断で治療をやめず、主治医に相談してください。
シレアの合わなかった点|ケーブルとボックスが付く・朝のアプリ表示が実際とずれる
提供を受けた商品でも、合わない点は合わないと書きます。
この章は、スペック表からは見えにくい「使ってわかること」を集めた章です。
完全ワイヤレスではない|ケーブル1m45cmと幅37cmのボックスが付く
シレアは枕単体では動きません。
枕から1m45cmのエアケーブルが伸び、幅37cmのコントロールボックスにつながります。
電源は専用ACアダプター(コード2m)で、コンセントからの常時給電です。

開封して、すぐに設置できました。
設置そのものは簡単です。
アプリの接続では、最初の準備に少し時間がかかりました。
電源ボタンの表示も少しわかりにくかったものの、マニュアルを見ればすぐに分かりました。
高さ調整と最初の寝心地|アプリから低・中・高の3段階
高さはアプリから低・中・高の3段階で変えられます。
高さは「低」の設定でちょうどよかったです。
普段の枕と比べても寝心地は大きく変わらず、快適に眠れました。
動作音の実感|メーカー表示は30dB以下(公式ページ画像内の表記)
メーカーは動作音を30dB以下と表示しています。
ただしこの表記は、公式ページの画像内にしかありません。
実際の聞こえ方は個人差が出る部分です。
寝ている間、動作音はまったく気になりませんでした。
アプリとBluetooth接続|正式名称・対応OSは公式に記載が見当たらない
設定のすべてを専用アプリで行います。
ところがアプリの正式名称と対応OSは、公式ページに記載が見当たりません。
取扱説明書には、Android用とiOS用のダウンロードの案内があります。
実機で確認した名称と接続手順は次のとおりです。
アプリの名前は「いびき対策枕シレア」です。
- 取扱説明書の2次元コード(Android用・iOS用)から、アプリを入れる
- スマホのBluetoothをオンにする
- アプリを開き、コントロールボックスの電源ボタンを2秒ほど押す(ブザーが鳴ればオン)
- アプリの「まくら検索」を押す(スマホとコントロールボックスは5m以内に置く)
- 見つかった枕を選び、「まくらを接続」を押す
- 画面の右上が「接続中…」から「接続済み」に変われば完了
気をつけたいのは、朝に見るアプリの「動作」の表示です。
18晩のうち記録に残っているだけで7晩、表示が前の晩の実際の動作と違っていました。
表示は、画面を開いた時点の設定を示しているとみられます。
前の晩に動いていたかを、画面の表示だけで判断しないほうが安全です。
洗えるのはカバーだけ|本体は洗濯不可・替えカバー1枚付き
枕カバーは洗濯できますが、本体は洗濯不可です。
替えカバーが1枚付属するため、洗い替えの買い足しは不要です。
重さと持ち運び|公式は重量を公表していないので実測した
枕本体とコントロールボックスの重量は、公式のどのページにも記載がありません。
実測では、本体が約1.5kg(筆者の実測)、コントロールボックスが約1.5kg(筆者の実測)でした。
電源が必要な構造なので、旅行への持ち出しには向きません。
コンセントのいらない枕がよい人には、キュアレ THE MAKURAのレビューも書いています。
公式の「いびき総時間45%DOWN」をどう読むか|試験の条件と出典が書かれていない
公式ページは、2025年6月に被験者30名で実施した試験の結果を載せています。
いびきの総時間が69.8分から37.8分へ、約45%減ったという内容です。
回数は485回から243回へ、約50%減と表示されています。
いびき頻度も、9.8回/分から7.6回/分へ、約22%減と表示されています。
| 指標 | 一般的な枕 | シレア | 表示 |
|---|---|---|---|
| いびき総時間 | 69.8分 | 37.8分 | 45% DOWN |
| いびき総回数 | 485回 | 243回 | 50% DOWN |
| いびき頻度 | 9.8回/分 | 7.6回/分 | 22% DOWN |
公式ページは頻度を「回/分」で表示し、アプリの画面は「回/h」で表示しています。
単位の表記がそろっていない点は、読むときに気をつけてください。
私の18晩を同じ物差しでまとめた結果は、記事前半の見出しに載せました。
この数値には出典の記載がない|根拠は「被験者30名にて実施」の一行だけ
注意したいのは、この数値に出典が書かれていないことです。
実施機関・試験の方法・査読の有無が、公式ページのどこにも載っていません。
「2025年6月被験者30名にて実施」という一行だけが根拠です。
45%が全員の平均なのか、一部の人の値なのかも読み取れません。
比較対象の「一般的な枕」が何を指すかの定義もありません。
メーカーが公表している数値、という以上の評価は現時点でできません。
公式の試験は「一般的な枕」との比較で、私の記録は同じシレアのONとOFFの比較です。
条件が違うので、どちらの数字が正しいとは言えません。
医師コメントの位置づけ|「補助的なツールとして有望」であって治療の手段ではない
公式ページには、札幌もいわ徳洲会病院の後平泰信院長のコメントが載っています。
シレアを補助的なツールとして有望だと位置づける内容です。
治療の手段だとは言っていない点が重要です。
監修料や報酬の有無など、利益相反にあたる記載は公式ページにありません。
医師のコメントがある=効果の保証、とは読まないのが安全です。
公式自身が「医療機器ではありません」と明記している
いちばん大事な事実はこれです。
公式ページは、次の注意書きを自分から明記しています。
・いびきには様々な要因があるため、本製品を使用した場合でも効果が無い場合があります。
引用:いびき対策まくら SILAIR(シレア)公式ページ
・本製品は疾病の診断、治療または予防に使用されることを目的としていません。
・本製品は医療機器ではありません。
つまりシレアは、症状を治すための機器ではありません。
本記事の実測も、あくまで一個人の記録として読んでください。
いびき対策まくら SILAIR(シレア)の仕組みとスペック|エアバッグで頭の向きを変える3点構成

正式名称は「いびき対策まくら SILAIR(シレア)」です(品番360644070)。
販売はフランスベッド株式会社で、本記事の表記は「シレア」で統一します。
| 価格(税込) | 69,300円・送料無料(公式EC) |
| 枕本体サイズ | 幅56×奥行35×厚み9cm |
| コントロールボックス | 幅37×奥行11×高さ10cm |
| エアケーブル | 1m45cm |
| 電源 | 専用ACアダプター(コード2m) コンセント常時給電 |
| 側カバー素材 | ポリエステル92%・ポリウレタン8% |
| 付属品 | 替えカバー1枚(ダークグレー) |
| 高さ調整 | アプリから3段階(低・中・高) |
| 接続 | Bluetooth・専用スマホアプリ |
| 動作音 | 30dB以下 (公式ページ画像内の表記) |
| メーカー保証 | 1年 (公式ページ画像内の表記) |
| 返品 | 開封前のみ可 開封後は不可 |
| 重量 | 公式記載なし 実測:約1.5kg(筆者の実測) |
スペックの出典:フランスベッド商品情報ページほか公式各ページ
3点構成|枕本体・エアケーブル・コントロールボックス
構成は「枕本体・エアケーブル・コントロールボックス」の3点です。
枕にはエアバッグが内蔵され、外付けのボックスが空気を送ります。
充電式ではなく、コンセントにつないだままで使う設計です。
何をして、何をしないのか|いびきを検知して頭の向きを変える設計
公式の説明によると、動作は3段階です。
- センサーがいびきを検知する
- 圧力センサーが頭の位置を特定する
- エアバッグをふくらませ、頭の向きをゆっくり変える
これは「呼吸がしやすい寝姿勢をキープする」ための設計の説明です。
効果を保証する仕組みではない点は、前の章に書いたとおりです。
アプリでできること|ON/OFF・感度・高さ・レポート・録音
アプリでは動作のON/OFF、検知感度、枕の高さを設定できます。
レポートでは、睡眠時間・いびきの時間(大・小)・いびき頻度(回/h)などを日別と週別で見られます。
いびきの録音機能もあります。
本記事の測定は、このレポートの記録を使いました。
シレアを買う前の注意点4つ|いちばん大きいのは「開封したら返品できない」
結論、注意点は次の4つです。
どれも買ってから気づくと取り返しがつきません。
①開封したら返品できない|返金保証の制度はない
- 返品とキャンセルは「商品開封前まで」(特定商取引法の表示)
- 開封後の返品は、理由を問わず受け付けられない
- マットレスによくある「100日お試し」のような返金保証もない
「合わなければ返せばいい」という買い方ができない商品です。
69,300円が実質的に取り返せなくなる前提で判断してください。
33年間の開発・購買経験から言えば、返品できない高額品ほど、買う前の確認が勝負です。
現実的な対策は、買う前に実物を試すことです。
フランスベッドのショールーム全国24拠点に実機が展示されています(公式の商品情報ページより)。
札幌・仙台・東京(赤坂)・横浜・名古屋・大阪などで確認できます。
②支払いはクレジットカード決済のみ|代金引換は選べない
公式ECの特定商取引法の表記では、支払方法はクレジットカード決済です(2026年10月9日時点)。
公式ECで選べる支払方法は、クレジットカード決済だけです。
代金引換・コンビニ払い・後払いは、表記にないので選べません(2026年10月9日時点)。
③価格は69,300円|フランスベッドは価格改定の実績がある
価格は69,300円(税込・送料無料)です(※2026年10月2日現在・公式ECの価格)。
フランスベッドの通販サイトでは、過去に年度替わりの価格改定が告知されています。
購入を決めたら、最新の価格を公式ページで確認してください。
④保証は「1年」表記だが、詳しい条件の文書が見当たらない
「1年保証」の表記は、公式ページの画像内にだけあります。
保証の範囲や免責事項をまとめた文書は、公式サイト上で見つけられませんでした。
故障時の窓口や条件は、購入前の問い合わせで確認するのが確実です。
シレアはどこで買える?販売店まとめ|通販は公式・Amazonなど3ルート
シレアの通販は、公式EC・Amazon・フランスベッドショッププラスの3ルートを確認できました。
価格は、公式ECとフランスベッドショッププラスが69,300円(税込)です。
Amazonは70,000円(税込)です(※2026年10月2日現在)。
Amazonだけ700円高くなっています。
差はAmazonの700円だけで、Amazonにはそのぶん700ポイントが付きます。
| 販売店 | 価格・特徴 |
|---|---|
| 公式EC (フランスベッド株式会社) | 69,300円・送料無料 開封前なら返品可・支払いはクレジットカード |
| Amazon.co.jp | 70,000円・Amazon直販 返品条件はAmazonの規定による |
| フランスベッド ショッププラス | 69,300円・別法人(フランスベッド販売株式会社)が運営 客都合の返品・交換は不可 |
| 実店舗 | ショールーム全国24拠点に実機展示 購入は通販が中心 |
楽天・Yahoo!ショッピングでは本体の出品を確認できず
楽天市場とYahoo!ショッピングでは、2026年10月2日時点で本体の出品を確認できませんでした。
検索でヒットするのは名前が似た別商品なので、間違えないよう注意してください。
ポイント経済圏で買いたい人にとって、現状のモール経路はAmazonだけです。
公式ECをすすめる理由|開封前の返品を明文で受けるのは公式だけ
私が公式ECをすすめる理由は、価格ではなく返品条件です。
開封前の客都合返品を明文で受けているのは、3ルートの中で公式ECだけでした。
ショッププラスは客都合の返品を受けず、Amazonは時期や状態で条件が変わります。
購入は、公式ページの「ご購入はこちら」ボタンから進む流れです。
申込フォームでは、個数(1〜5個)と届け先を入力します。
\送料無料・1年保証【PR】/
シレアのよくある質問(Q&A)
- Qシレアの枕は洗えますか?
- A
カバーは洗濯できます。本体は洗濯不可です。
替えカバーが1枚付属するため、洗い替え用の買い足しは不要です。
- Q電源やコンセントは必要ですか?
- A
必要です。専用ACアダプター(コード2m)でコンセントから常時給電します。
完全ワイヤレスではなく、枕からエアケーブルが伸びてコントロールボックスにつながる構造です。
- Q合わなかったら返品できますか?
- A
開封前までは返品・キャンセルできます。開封後は不可です(※2026年10月2日現在)。
返金保証の制度はありません。不安な人はショールームで実物を試してから検討してください。
- Q支払方法は何が選べますか?
- A
公式ECはクレジットカード決済のみです(2026年10月9日時点の特定商取引法の表記)。
- Q使えない人はいますか?
- A
ペースメーカーなど体内植込み型の医用電気機器を使っている人は使用できません。
閉塞性睡眠時無呼吸症候群と診断されている人は、使用前に必ず専門医に相談してください。
【まとめ】シレアは大きいいびきを数字と録音で確かめたい人向き|返品条件だけは買う前に確認
18晩の実測を終えて、私はシレアを自分のいびきを数字と音で確かめたい人向けの枕だと考えています。
私の記録では、1時間あたりの大きいいびきの回数が、9組中8組でONの晩のほうが少なくなりました。
小さいいびきの回数には、はっきりした違いがありませんでした。
一方で、いびきの総時間は減らず、ONの晩は睡眠時間も長いという結果です。
1人・18晩・アプリの推定値による記録なので、効果の証明ではありません。
シレアは医療機器ではなく、睡眠時無呼吸症候群の治療の代わりにもなりません。
日ごとの記録と集計は、本文の表のとおりすべて公開しました。
最後に、購入条件だけもう一度確認してください。
- 69,300円
- 開封後は返品不可
- 支払いはクレジットカード
- 電源が必要
この条件を受け入れられるかが、シレアを選ぶ最後の分かれ目です。
\詳細は公式で確認【PR】/
機能つきの枕をほかにも見たい人は、温熱ケアつきの枕のレビューをどうぞ。
いびきだけでなく、敷き寝具から睡眠環境を見直したい人はこちらが参考になります。
人生の3分の1を占める睡眠の質は、健康資産を守るうえで何よりも大切です。
家族と静かな夜を過ごしたい気持ちに、数字と録音で向き合う選択肢が増えました。
本記事の記録を参考に、後悔しない選択をしてくださいね。
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ワクワク感を大切に!明るく楽しく豊かな人生を!
大手メーカーで33年間勤務し、2022年3月・56歳で早期退職。現在は「やっちゃんブログ」を運営しています。
経歴・専門性
| 経歴 | 専門性 |
|---|---|
| 設計・開発 | 16年間、製品の仕様・機能・品質を追求 |
| 調達・購買 | 17年間、数百種類の商材でコストと品質の最適解を選定 |
| 資格 | ファイナンシャルプランナー2級(FP2級) |
設計と購買、両方の経験を持つことで、「良いものを見極め、賢く選ぶ」視点が強みです。FP資格を活かし、長期的なコスパを重視した商品選びを得意としています。
寝具ブログを始めたきっかけ
40代のころ、腰痛と肩の痛みに悩んでいた時期がありました。
寝具をいくつも試すうちに、メーカーの説明だけでは違いが分かりにくいと気づきました。
そこで購買の仕事で身につけた「仕様を1つずつ確かめる」やり方で、公式の数字を裏取りして比べています。
このブログで伝えたいこと
- 硬さや寝心地の違いを、数字で比べたい方
- 腰や肩への負担が気になり、寝具を見直したい方
- 予算内で最良の寝具を選びたい方
に向けて、プロの購買経験×自身の体験に基づいた情報をお届けします。
痛みが続くときは、寝具を替える前に医療機関に相談してください。どうぞよろしくお願いいたします。
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